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新築1年以内に売りに出すとプラスになる?不動産会社の査定額も怪しい

身内が新居を売ろうとしています。

家を買った時の価格は4000万円で、不動産屋によると上手くいけばのなら4300万円くらいで売れる可能性があるそうです。

本人はプラスになることに喜んでいる様子です。

手数料やいろんな経費などを考えると、300万円のプラスに本当になるのか疑問です。

その後はまた新築物件を考えているようなのですが、短期間でローンのやり取りをして、銀行などからの信用問題は大丈夫なのでしょうか。

 

短期間で家の売却額がプラスになることは珍しい

新築物件を1年以内に売り出してプラスになるケースは一般的には稀です。新築物件の価値は築年数が経過するにつれて下がっていく傾向にあります。

一般的には、物件を購入した後、数年が経過してから売却した方が資産価値を上手く活かせる場合が多いです。

急いで売却する場合、査定額やプラスになるかどうかのリスクを注意深く考える必要があります。

不動産会社の査定額だけを信じちゃダメ

不動産会社から提示される査定額は、一つの目安としては有用ですが、必ずしもその金額通りに売却できるわけではありません。

不動産市況や物件の状態、地域の需要など様々な要素によって実際の価値は変動します。

そのため、その他の不動産会社に査定を依頼し、比較検討することが重要です。

また、現実的な値段なのかをネットの不動産購入情報サイトなどで見てみるのもポイントです。

不動産会社はいくつかの会社に見てもらう

不動産会社に査定を依頼する際には、複数の会社に見てもらうことがおすすめです。

異なる会社の査定額を比較することで、適正な価格を見極めることができます。

また、信頼性の高い不動産会社を選ぶことも大切です。口コミや評判を確認し、信頼できる会社を選んで査定をしてもらいましょう。

家やマンションは中古になった時点で値下がりするのが通常

新築物件が中古になる瞬間から、その価値は通常下がっていきます。

築年数が経過するにつれて、建物の劣化や設備の経年劣化などが影響して価値が低下します。

そのため、新築物件を高値で売却するためには、早めの売却を検討することが重要です。

地域で目覚ましい発展があれば金額は上がるかも・・・

家・マンションなどの物件の価値は地域の発展状況にも左右されます。近隣のインフラ整備や交通アクセスの向上、周辺環境の充実などが進行している地域では、物件の価値が上昇する可能性があります。

このような要素も考慮しながら、売却のタイミングや価格設定を検討することが重要です。

新築物件を売却する際には、慎重に計画を立てることが重要です。高値で売却するためには、不動産会社の査定だけに頼らず、市況や地域の動向を踏まえた戦略が必要です。プラスになる取引にするためには、十分な準備と情報収集が欠かせません。

売却額は実際には査定額よりマイナスになった体験談

不動産会社の査定額より500万円も減少

私が所有していたマンションは築2年で、エリアも一定の需要がある場所に位置していました。

そんな理想的な条件に恵まれ、売却時には高い査定額が付けられたので、私は浮かれてしまいました。

不動産会社から提示された査定額は、私の期待を上回るものでした。しかし、実際に売却が成立し、その際に提示された売却額は査定額よりも500万円も低かったのです。

築2年のマンション

築2年の新しいマンションであったため、私は買い手がつきやすいと考えていました。

しかし、新しさとは裏腹に、同じような間取りや設備を持つ競合物件が多く、競争が激しかったことが売却額の低下につながった一因だったようです。

築年数だけではなく、周辺の競合物件も売却額に影響を与えることを身をもって学んだ出来事でした。

エリアは一定の需要はある場所

マンションが位置するエリアは、学校や商業施設、交通アクセスなどが整っており、一定の需要がある場所でした。

しかし、需要が高いからといって、必ずしも高い売却額が期待できるわけではないことも実感しました。

エリアや周辺環境も物件の価値に影響する点を再認識しました。

査定額のみで浮かれてはダメ

反省なのですが査定額だけに浮かれず、売却時には注意深く検討する必要があるということです。

査定額はあくまで目安であり、実際の売却額は市場動向や競合物件の状況などさまざまな要素に左右されることを理解することが重要です。

売却価格を決める際には、複数の不動産会社から査定を受けて比較検討することも必要です。

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